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あったかもしれない、物語のその先へ。
あの日見れなかった物語はここにある。
「私は、整備士ですから」
全国で二番目に古く、二番目に長い木製コースター。 私はこの手のかかるコースターの整備士として、数年前からこの遊園地で働いていた。
私だって、私の手で、彼らを幸せにしたいと心から思っている。
私にはない経験、私にはない目線、私の手元では操れない言葉。
それがどうしても、とてつもなく。魅力的に思えるのだ。
人生において、予感は結構当たるものである。
やめておけばよかった、そう思ってしまうのはもう二度とこの瞬間は訪れないと知っているからなのかもしれない。